風呂日記

風呂桶六條温泉入湯記

 大通りに面しているのになんとなく地味な温泉ってぇのもあるものでございます。
 わたくしのような風来坊と違って、世間様の皆様は昼間っからお風呂なんざ入っていると、大原庄助さんみたいに身上つぶすと言われるので、目立った場所へは入りにくいのがあるせいで、あまり派手な看板などを掲げていないからでしょうか?
 しかし、それだからと言って、マドンナも地味かと言えば、そんなことはないようで、なかなか良さ気なマドンナが居ると言うのを仲間内の者が言うので、「それじゃぁ」ってんで、早速行ってみることにしました。
 薄野ではよくある「消費税」と称した「入湯税」や「指名料」もいらないってんで、これでマドンナが良きゃぁ文句無しってところのようでございます。
 おまけに、数日前からの予約も受け付けてくれるそうです。しかし、今回は珍しく、薄野をうろついている時につい、フラッと立ち寄りたくなってしまったのですが、仲間の話していたマドンナの都合を聞いたら、なんと!「今すぐの入湯OK」だと言うんで、「まらじろう即!行きます!」と言って、出かけて行きました。

 なんせ、朝一番なんで、待合室で少しだけ待つとすぐご案内となりました。
 ご対面のマドンナは、Kさんと言って、少し落ち着いた感じの女性ですが、小柄ですがスタイルも良く、顔立ちが整ったマドンナでございました。
 接客態度も丁寧で感じのマドンナでした。なんと言うか、世間様では、こういうマドンナを癒し系とか呼んでいるそうでございます。
 ただし、癒し系なだけでなく、そのバストの美しさは特筆ものでもございました。
 早速、倅共々、体を洗ってもらい、歯を磨きつつマットの準備が出来るのを待ちました。
 マドンナの体を使っての丁寧なヌルヌルマッサージを受け、もう臨戦態勢そのものになったわたくしに「四つん這いになって」なんて、言うもんだからその通りにすると、まらじろうの菊次郎を舐め舐めしながら、まらじろうのまらじろうをローションのついた手でコキコキしてくれます。
 こんな気持ちの良いことは滅多にあるもんじゃありませんや、わたくしはベッドでの一戦を考えていたんですが、 たまらずここで一回戦こなしてしまいました。
 マドンナが喘ぎながら私の上で腰を上下しているのを視覚的にも楽しみながら大噴射したまらじろうでした。

 お風呂あがりにマドンナと一休みを兼ねての会話を楽しみましたが、すこぶる感じの良いマドンナでございました。
 さて、こんな美女を前にお話ばかりしていたんでは、何のための個室つき温泉に来たかわからないってんで、ベッドで再戦に挑戦。
 でも、まらじろう自身の回復がまだでした。
 マドンナは、臨戦体勢にしてくれるために、一所懸命法螺貝の代わりに尺八を吹いて、戦意高揚させてくれようとするのですが、まらじろう自身の戦意交情…いや、向上には至りませんでした。
 美味しい御馳走を前に、これじゃ情けないと思われるかもしれませんが、これを読んでいる方にだけそっとお教えいたしますと、薄野温泉街をうろついていたのは、実は、ここへ来る前にカティサーク温泉で一っ風呂浴びていたからなんでございます。
 溜まりに溜まっていたために、ついハシゴしてしまいましたが、短時間に三度もスッキリしようとしたのが、少し虫が良過ぎたようです。
 二度の発射をしているまらじろうは、マドンナの一生懸命な尺八演奏に、笛吹けどマラ踊らずということで、時間まで会話を楽しむことにしました。
 このマドンナは、本当に会話が楽しいのマドンナでして、あっと言う間にフロントからの催促が来る時間となってしまいました。
 すると、何と!「もう少しお話ししていたいから」と言って、マドンナのおごりで、VIPコースに変更してくれたのです。
 その後は、VIPコースの時間いっぱいまで、マドンナと楽しい会話をした後、名残を惜しみながら個室を後にしました。
 次回は、朝一番風呂で会いに行くかな…と思ったまらじろうでしたが、あれこれ浮気しているうちに、マドンナも退店してしまいました。
 いや〜お風呂って本当にいいですね。日本人に生まれて良かった。


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